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【Cayin RU9 — 最先端真空管技術と高性能回路の融合】Cayin RU9は、第5世代Nutube 6P1真空管を搭載し、3段階増幅アーキテクチャによる高精度な音声処理を実現。東芝製2SK209 JFETやTexas Instruments OPA1662オペアンプ、Nexperiaパワートランジスタを厳選採用し、4チャンネル完全差動バランス増幅回路でクリアで歪みの少ない出力を提供します。専用設計の防振モジュールがマイクロフォニックノイズを排除。
さらに、ソリッドステートのサウンドのみならず、複数のフィードバックループによってクラシックおよびモダン真空管サウンドを切り替え可能。Hyperモード搭載のDCモードで最大出力を引き出します。 ユニボディCNC加工アルミシャーシと高効率DC/DCコンバーターLT8334により、放熱と電源効率を両立。高精度ボリュームコントロール(JRC NJW1195A)や多彩な入出力端子を備え、幅広い用途に対応したポータブル真空管アンプの最高峰です。
Cayin CS-L2Cケーブル(Lightning to Type-C)はこちらから
【第5世代 Nutube 6P1 真空管テクノロジーの採用】
Cayinポータブルオーディオにおける真空管の歩み
ポータブルオーディオにおける真空管の夜明け(2018年):
2018年、CayinはN8 DAPの発表によりパーソナルオーディオ界に衝撃を与えました。これは当社初のKORG Nutube搭載プロジェクトであり、ポータブルプレーヤーにおけるNutubeの初めての成功例と言っても過言ではありません。
ポータブルオーディオ向け第5世代真空管回路(2024年)
2024年、C9iiの登場により、CayinはNutube応用の第5世代に突入。Gen5 Nutube Timbre 回路は、洗練された3段階増幅アーキテクチャを採用しています。Cayinのエンジニアは、Nutube 6P1真空管の個性的な音色を引き出すため、NFB(ネガティブ・フィードバック)ループを精密に設計・調整しました。さらに、第3世代で初めて導入された「デュアル・チューブ・ティンバー機能」も統合され、真空管ならではの豊かな音の温かみとソリッドステートの精密さをシームレスに切り替えて楽しめます。
Cayin 第5世代 Nutube 6P1 との融合
3.5mm および 4.4mm の PO/LO 出力は、2種類の真空管サウンドとソリッドステートサウンドを切り替えて楽しむことができます。
【クラシック モダン ソリッドステート 3つの音色】
第5世代 3段階増幅アーキテクチャ
6つの東芝製オーディオグレードJFET「2SK209」と、厳選されたKORG製デュアル・トライオード管「Nutube 6P1」で構成されています。
- ステージ1:JFETバッファ増幅回路
バッファ用に最適化された低ノイズの2SK209 JFETを採用。
- ステージ2:Nutube電圧アンプ回路
Nutube 6P1 を駆動源とするこのステージは、電圧増幅を行うと同時に、RU9ならではの真空管サウンドを形作ります。
- ステージ3:バッファ駆動回路
選別品の2SK209を使用して高性能なソース・ロード回路を構築し、真空管音色回路の電流駆動力を飛躍的に強化しました。
Cayinのエンジニアは、RU9ならではの魅力的な音色を生み出すために、2系統のフィードバック増幅回路を緻密に設計しました。音色は3種類から選択でき、Timber(音色)ボタンで自由に切り替えることが可能です。
クラシック真空管サウンド
大きなループ構成のNFB(ネガティブ・フィードバック)は使用せず、各増幅段がローカル・フィードバックにより独立して動作します。全体のゲインは各段の増幅率の積によって決定されます。歪み特性はクラシックな真空管アンプに非常に近く、THD(全高調波歪率)も高めとなります。音の傾向としては、相対的にサーマルノイズが多く、豊かな音の表現力を持つクラシックな真空管アンプの音色が感じられます。
モダン真空管サウンド
大きなループ構成のNFB(ネガティブ・フィードバック)回路によって、全体のゲインが制御されます。複数の増幅段にわたってNFBをかけることで、THD(全高調波歪率)は大幅に低減されます。
倍音歪みの特性や音の傾向は、よりモダンなスタイルに近づき、サーマルノイズは大幅に抑えられ、ややクリアで洗練されたチューブサウンドとなっています。
ソリッドステートサウンド
オペアンプと精密に調整された周辺回路で構成されており、高い解像度、素早いダイナミクス、そしてニュートラルな音質を実現します。
【振動抑制機構】
Nutube真空管のために専用設計された防振モジュールを採用。FPC(フレキシブルプリント基板)、専用シリコーン製ダンピングスリーブ、ピン懸架構造を組み合わせ、マイクロフォニック(微細振動による)干渉を徹底的に排除します。
【Hyperモード】
HyperモードはDCモード時に自動的に有効化されます。アンプの静止電流と動作電圧をさらに引き上げることで、より高い透明感、広がりのあるサウンドステージ、そして力強いダイナミクスを実現します。
4.4mmバランス出力
1000mW+1000mW(@32Ω)
1170mW+1170mW(@16Ω)
3.5mmシングルエンド出力
420mW+420mW(@32Ω)
610mW+610mW(@16Ω)
※Hyperモードは以下の2つの条件が満たされたときに自動的に有効化されます。
①電源設定が「DC」に切り替えられていること②対応する電源アダプターが接続されていること
※外部DC電源が遮断されたり異常が発生した場合には、システムは状況に応じて自動的にほかの利用可能なモードへ切り替わります。
【最新世代のXMOS XU316チップ】
最先端の16コア32ビットRISCアーキテクチャを基盤とするXMOS XU316は、卓越した並列処理性能を備え、DSD512(ネイティブ)およびPCM 32bit/768kHzに対応しています。
【デュアルDAC構成とフルバランス出力】
AK4493SEQ DACチップを2基搭載し、それぞれをモノラルモードで動作させることで、完全差動出力を実現しています。左右チャンネルを個別にデコードすることで、クロストークを抑え、優れたチャンネルセパレーションを実現しています。
【4チャンネル構成のフルバランスアンプ回路】
信号は4チャンネル・バランス構成のヘッドフォンアンプで増幅されます。このアンプは、超低ノイズの Texas Instruments 製 OPA1662 オペアンプを2基と、Nexperia 製パワートランジスタを4基使用して駆動されます。
4チャンネル・バランスドライバー構成により、外部ノイズの干渉を効果的に抑え、信号伝送の安定性を高めています。
【3つの電源モード】
RU9は、幅広い使用シーンに対応する3つの柔軟な電源モードを搭載しています。外出先での使用でも、最高のパフォーマンスを追求する場面でも、用途に応じて以下のモードから選択できます:
・USB INが接続されているとき
ドングルモード — コンパクトな“ドングルスタイル”での使用に最適。
・電源が接続されているとき
バッテリーモード — システムは主にUSB電源で動作し、内蔵バッテリーがバックアップとしてサポートします。
DCモード — 外部電源からのフルパワー供給により、電力がアンプ回路に直接供給されます。最大出力を実現する「Hyperモード」が自動的に有効化されます。
QC3.0およびPD2.0の急速充電規格に対応しています。
*バッテリーの詳しい駆動時間については、仕様書をご参照ください。
【ハイエンドオーディオ向け 高精度パーツ採用】
- JFETオーディオ増幅回路:東芝製 2SK209
- オーディオアンプ・ヘッドホン回路:Texas Instruments製 OPA1662
- パワーアンプ出力段:Nexperia社製の高音質パワートランジスタ
- 4チャンネル精密ボリューム制御回路:JRC(新日本無線)製 NJW1195A
- 高効率充電マネジメント回路:Texas Instruments製 BQ25895
- LDOによるクリーンな電源供給システム:TPS7A4901 & LP5907シリーズ
- アンプ回路用 高効率DC/DCコンバーター:LT8334
【細部にまで心を配ったデザイン】
マグネット式アタッチメント
マグネット式でスマホやタブレットにスムーズに装着
精密なカットと一体型磁気パックを備えた専用設計のマグネットレザーケースが付属し、高いフィット感と実用性を兼ね備えています。
L字型USB接続ケーブルも付属。シールド加工と高密度編組により、信号ロスを最小限に抑えます。
※Android対応用のマグネットアダプターリングも付属しています。
【コンパクトでエレガント】
- 150 g 軽量
- 15 mm 薄型設計
ユニボディのCNC加工アルミニウムシャーシから削り出された筐体は、職人の手で丁寧に研磨され、美しい仕上がりを実現しています。
高度な熱伝導設計により優れた放熱性能を発揮し、長時間の高負荷動作でも安定したパフォーマンスを維持します。
コンパクトなサイズはポータビリティの常識を覆し、手に馴染み、持ち運びやすく、いつでもすぐに使える機動力を備えています。
【あらゆる用途に対応する設計】
オーディオ出力
- 3.5mm・4.4mmヘッドホン端子:3段階ゲイン設定
- 3.5mm・4.4mmライン出力端子:3段階出力レベル切替可能
対応デジタル音声規格
- S/PDIF入力および出力
- USBオーディオDAC
- UAC1.0 および UAC2.0 に対応
- UAC1.0(ドライバーレスモード)はゲーム機との互換性あり
Bluetooth 5.1 対応
- Qualcomm QCC5125 搭載
- LDAC / aptX HD / aptX LL / AAC / SBC などに対応
【使う人の喜びを追求し、流れるような操作感を実現】
0.96インチディスプレイ
ディスプレイの輝度は調節可能
滑り止め加工のボリュームノブとクリック感のあるボタン
なめらかで繊細なコントロールを可能にする、適切な抵抗を持つ設計。
マルチカラーインジケーター
電状態とサンプリングレートをひと目でわかりやすく表示
44.1kHz / 48kHz
88.2kHz / 96kHz
176.4kHz / 192kHz
352.8kHz / 384kHz
705.6kHz / 768kHz
DSD64 / DSD128 / DSD256 / DSD512
充電インジケーター
Nutube 6P1 ウィンドウ
レーザーマイクロドリルによる精密加工でEMIを効果的に遮断しつつ、Nutube 6P1の発光を美しく見せます。
音楽が流れると、内部からやわらかな温かみのある光が放たれ、豊かで雰囲気ある、スニーク体験へと誘います。
【仕様】
・商品名:RU9 ポータブルNutube USB DAC/アンプ
・DAC:AK4493SEQ x2
・USBプロセッサー:XMOS XU316
・充電ポート:USb Type-C(QC3.0 / PD2.0)
・Bluetoothプロセッサー:QCC5125
・入力:USB Type-C, S/PDIF. Bluetooth
・出力:フォンアウト(3.5mm, 4.4mmバランス)、ラインアウト(3.5mm, 4.4mmバランス), S/PDIF
・バッテリー:2000mAh, 3.85V 7.7Wh リチウムポリマー電池
・筐体:高精度CNCアルミニウム合金
・フォンアウト、ラインアウト:3.5mm(共用) , 4.4mmバランス(共用)
・付属品:Type-C to C OTGケーブル x1、USB-A to Cアダプター x1、RU9専用レザーケース x1、マグネットアダプターリング(Androidスマートフォン用) x1、ユーザーマニュアル x1
・付属ケース:RU9専用レザーケース(カラー:ブルー)
・サイズ:100 x 70 x 15mm
・重量:約150g
Cayin RU9のプロダクトページはこちらから。